FD?SD活動
FD?SD活動
本学では、開講する授業を改善し、大学全体の教育の質を向上させることを目的として、学期ごとに「授業改善のためのアンケート」を実施しております。昨年に引き続き、アンケート結果に基づいて、学生から高い評価を得た授業を担当した教員を表彰することになりました。
平成31年2月4日(月)、学長会議室にて平成30年度後期の表彰式を行い、15名の教員を表彰しました(表彰式には7名が出席)
顕彰結果対象者は以下の通りとなります。(すべて五十音順)
1.言語科目部門(対象教員:109名)
「日本語作文2」岡田 裕子 非常勤講師/「初修外国語入門2(フランス語)」後藤 直樹 非常勤講師/
「日本語読解2」新矢 麻紀子 国際学科 教授/「フランス語入門(基礎)2」東 昌紀 非常勤講師/「英語(Listening&Speaking)2」松本 知子 非常勤講師
2.講義科目【履修者数100名未満】部門(対象教員:176名)
「マクロ経済学入門」大谷 剛 経済学科 准教授/「自動車人間工学」金子 哲也 交通機械工学科 准教授/
「数学科教育法Ⅱ」定金 浩一 教職教育センター 准教授/「日本事情2」白石 典子 非常勤講師/「スポーツバイオメカニクス2」田邉 智 スポーツ健康学科 教授
3.講義科目【履修者数100名以上】部門(対象教員:107名)
「スポーツ指導論」瀬戸 孝幸 スポーツ健康学科 講師/「産業社会と家族」巽 真理子 非常勤講師/
「ビジネス総合講座」平沢 吉雄 非常勤講師/「流通システム論B」藤岡 芳郎 商学科 教授/「商品企画論」三宅 敦 経営学科 准教授
詳しくは授業改善アンケート集計結果(学内専用)をご覧ください。
私が語学の教師として普段心がけていることといえば、外国語を学問としてとらえるだけではなく、外国語はそれが話されている国ではまさに「日常語」として使われていることを学生さんたちに意識してもらうことです。より具体的にいうと、毎回の授業で新しい表現や文法を学ぶたびに、それらを使った会話のやり取りをするように心がけています。挨拶、自己紹介だけではなく、なんらかの現実に即したシチュエーションを教室内で再現したうえでの会話を実践してもらうことによって、より身近に外国語に親しんでもらうことを心がけております。
時報とともに教室に入ること。補助プリントを作成して、導入を行うこと。受講生を前の方に着席させること。受講生の理解度を確認しながら、授業を進めること。教室の規模に適切な、声と板書の文字の大きさに心がけること。最後に、アンケートが受講生の意向を反映することを明示して、責任ある回答をするように受講生に呼びかけること。
私は、いつも、簡潔な指示と、わかりやすく、混乱しない説明をするようにしています。また、毎回の授業では、英語のリスニングとスピーキングの練習に加えて、英語を話す人たちの文化や物事の考え方を説明し、クラスのみなさんからすれば、わかりづらい、少しだけ複雑なことも考えてもらい、英語という言葉、そして、英語に関することの何かに関心を持ってくれることを期待しています。そして、私が、授業で心掛けていることは、「クラスのみなさんは、小中高とは違う、大学という環境で、毎日学んでいて、産大で学ぶことができて、良かった」と感じてもらうことです。
良好な就職?進学を実現した経済学部の先輩たちは、優秀な学業成績を実現していたという事実を具体例を交えて説明し、学生の学業へのインセンティブを高めるよう努めている。また、優秀な学業成績を実現するためには、下級生の段階からの継続的な学習が重要であることも事例を交えて説明すると同時に、それを支援?補完する無料課外講義への参加を呼び掛けたりもしている。
換言すると、もし自身が大阪産業大学?経済学部の学生であったとしたら、何をしてもらえれば学習意欲が湧くであろうかと思案しつつ講義を実施している。
数学科教育法Ⅱは、中?高の数学の免許を取得するための必修の科目です。この授業では、まず教育実習で数学の授業ができることを目標にしています。学生達は、授業経験がないに等しいので、アクティブラーニングの手法を取り入れ、グループで授業を考えさせ、グループで模擬授業をさせています。他の学生の意見を聞くことで教材観などが養われているようです。また、模擬授業をするにあたっては、嘘を教えないこと、何が既習事項で、何が未修事項かをよく考えるように指導しています。そして、模擬授業後多くの時間を割いて講評をしています。それから、数学の学力をつけるために、毎回数学の問題を宿題にし、次の授業で答え合わせをすることをしています。未来の教師を作るために、どうしたら学力と授業力をつけることができるか思案しつつ授業を行っています。
新聞やネットなどから、タイムリーな生教材を使用して、現代日本社会の情報を共有し、活発な意見交換ができるように心掛けた。
後半は、留学生から見た日本社会と自国との違いについて、各自が選んだテーマについて資料集めをし、pptを作成して発表してもらった。テーマ選びが非常に大切なので、話し合う時間をしっかり設けた。
中国、韓国、ベトナムの留学生がバランスよく混在したクラスだったので、発表テーマは「カンニング社会、中国の実状」「Me Too運動in Korea」「バイト先でフグ調理師免許を取ったベトナム人学生がフグを捌く映像」など多種多様で、発表後のQAも活発だった。教師は聞き役、サポート役に回り、学生の自主性を促すように努めた。
まずは授業にいかに興味を持ってもらうか?特に導入の部分で興味、関心を持ってもらうように心がけています。そのためには現在活躍しているトップアスリートを題材とした講義、なぜこの選手が世界で活躍できるのか?また、スポーツ指導に対して優れた指導者のポリシー、考え方、指導方法などDVDを用いながら講義を進めています。
カテゴリー別に子供たちから高齢者に対しての指導の心構えや指導方法を学習し、特に子供たちに対しての接し方、危機管理力なども実例をあげて講義します。
一番大切なこととして、この授業で得たことを大学生活、社会人となってからもスポーツ指導に限らず、指導を行う中で少しでも活かしてもらうよう心掛けて授業を進めています。
「産業社会と家族」では、3つのキーワード「働き方」「家族」「ジェンダー」について、タイムリーな話題や動画を取り入れながら、社会学やジェンダー論の専門的知識について説明しました。また、受講者数が多い大教室での授業なので、一方的な講義にならないよう、毎回ワークシートを実施して、受講者の意見を次の授業でとり上げて、受講者で共有するようにしました。多様な現代社会での生き方に、正解はありません。主な受講者が3年生ということで、これから働き方や生き方を選ぶ際に、この授業での知識を活かしてもらえることを意識しながら組みたてました。
ビジネス総合講座という私の「商品」を生徒達に購買してもらうには?!という仮想に基づいてAIDMAの法則で授業を組み立てるようにしています。
A:授業の最初で時事英皇棋牌游戏_棋牌游戏下载-【官方授权牌照】@を取り上げて私の意見を述べて一般的な関心を引き付けます。
I:その日の授業でテーマにしているキーワードとなるビジネスで使う用語について興味をもってもらいます。
D:それらの用語の意味を生徒に質問し、答えてもらいます。間違って答えても答えるとポイントが貰えます。
M:指名した本人も他の生徒もわからない?知らない人はスマホで直ぐに検索をしてもらいます。
A:毎回の授業レポートでそれぞれに関心があったテーマについて自分の意見を述べてもらいます。
ビジネス用語やIT用語はマーケティングが進んでいる欧米の英語やカタカナなどの横文字が多いのでその場で優秀なPCであるスマホで検索するクセをつけるように活用してもらっています。
意味とどのような時にそれらの用語を活用されているか自分で調べて知る事が大切だと考えています。
時事英皇棋牌游戏_棋牌游戏下载-【官方授权牌照】@での注意点は、事件や留学生も多いので政治的?宗教的な題材は殆ど扱いません。
また留学生それぞれで日本語スキルにも差があるので、用語の説明には咀嚼して出すように優しく説明をする事と、話すスピードには気をつけています。
流通システム論は生産者が消費者に商品を届ける仕組みが動態的に変化することを考察するための基礎的な理論や考え方について学習します。受講生が消費者の立場で日常の生活の中で体験している身近な事例を採用して、過去から今日までの変化と考え方、現在の状況と将来の展望が自分の力で論理的に分析できることを目指しています。講義の内容と課題は毎回事前に教育支援システムのWeb Classに掲載して予習と復習に活用できるようにしています。